ロードバイクで九州1周してきた!2日目

2020年3月 九州1周

2日目

朝6時30分

目覚ましの音が鳴る前に

ふと目が覚める。

お陰様でぐっすりと眠ることができた。

ふと外へ目を向けると、

なんと民家の屋根に雪が積もっている。

おいまじか。。。

もし本当に道の駅などで野宿していたとなるとぞっとしてしまう。

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本当にありがたいことに朝ご飯も家族の方が用意してくださり本当に至れり尽くせりで感謝の言葉しか出てこない。

泊めていただいた感謝のお礼とコンビニで買ったお菓子を渡して、いよいよ出発することに、、、

本当に暖かく優しい方々だった。

また近くに来たときは絶対寄ろうと心に決める。

まずは店主の方がお話ししていた近くにある昭和の町に向かう

その一帯の地区は昔懐かしい昭和の街並みを再現しているらしい。

そんなところを売りにして町おこしをしているとのこと。

商店街に入るとすぐにきれいに整備された空き地が広がっていた。

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ドラえもんじゃん。

まるでドラえもんの世界に入ってしまったかのような気持ちだ。

土管の積まれている空き地などもう東京には存在しない。

平成生まれなので昭和の時代を知らないけども、

勝手に昔懐かしい気分になってしまう

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しかしまだ朝8時お店はまだ開いておらず、

街中をぶらぶら回って雰囲気を味わう。

一通り回りつくし、旅路を進めることに。

その後海岸の方へ走ってゆくと、、、

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恋人の聖地!真玉海岸!!

綺麗な干潟海岸が広がっている。

夕焼け時には太陽が反射してさぞ綺麗なのだろう。

恋人の聖地のようでここで愛を誓いあうカップルがいるだろうが、爆発してどうぞ。

ここから国東半島へ入る

国東半島一周は海沿いを走るだけだと思っていたが、

想像以上のアップダウンとトンネル地獄。

そして向かい風も相まってかなりのハードコースになってしまった。

途中通り雨に振られながらも、

長崎鼻に到着!

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雨上がりの濡れた道路と菜の花に太陽の光が反射してまぶしい

綺麗だけど自転車は泥だらけだ()

思わずにやけずにはいられないくらい美しい菜の花畑が道路を囲んでいる。

そして行き着く先は、、、

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おっふ。

想像をはるかに超える絶景が広がっていた。

美しい菜の花の絨毯が棚田前面に敷き詰められている。

思わず言葉を失う。。。。

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中央にある駐車場に自転車を止め無限とも思える広い広い菜の花畑をふらふら散歩タイム。

国東半島の先端にあり、周防灘に面している長崎鼻

春には菜の花が2000万本、夏には向日葵が140万本が植えられ一面に咲き誇るようだ

夏にも再び訪れたくなってしまう。

海風は強いが菜の花の甘い香りが一面に満ちている。

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ぼかせばそれっぽくなると思って撮った図。

菜の花も向日葵と同じように同じ方向を向いて咲くようだ。

お花畑のど真ん中にあるベンチで食べるおにぎりはいつもとは違う感覚。

紅茶とお菓子を持って読書でもしたらめっちゃ優雅で史上最高に気持ちよく読み物もさぞかしはかどるだろう。

今度来るときはクッカーを持ってくることにしよう。

菜の花畑もほどほどにしていざ、出発!

路面もすっかり乾き少し蒸し暑い気温。

半袖短パンの夏スタイルになり、アップダウンとトンネルだらけの道をのんびりと無心になって走り続ける。

途中道の駅「くにみ」でここで有名らしいタコ飯をいただくことに、、、

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ぷりっぷり!!

タコの甘さと程より噛み応えにご飯が進む進む!!

ほかにも漬物や汁物があり汗をかいたあとには堪らなく美味しい。

あっという間に食べ終わってしまった。

このレストランの立地も良く海のそばだ。

食後の温かいお茶を飲みながら、今朝が嘘のようなポカポカ陽気を感じる。

国東市から杵築市までは海岸線に沿ってサイクリングロードが整備されており、車におびえることなく快適に自転車に乗れそうだ。

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人っ子一人いないサイクリングロード、、、、

完全にストレスフリー!

ここぞとばかりに全力で熱唱しながらペダルを踏み進める。

午前中とは一転、風も収まりたださざ波と鳥のさえずりが聞こえる心地よい自転車日和となった。

歌いながら走ること1、2時間。

大分空港を通り過ぎ杵築市内へと入る。

途中コンビニでコーラとチョコチップクッキーを買い

外にある椅子で一息つく

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のどかな干潟だ。

海鳥が近くで鳴いている。

時間の進むスピードが遅くなってしまったようだ。

別府に近づくと国道10号線に合流し車通りの激しい道になってしまった。

無理せず歩道を走り時には自転車を押して歩く。

時間も余裕があり、たいして急ぐ旅でもないしね。

人知れずもくもくと湯気が立ち上る街にどんどんと近づいていく。

「山は富士、海は瀬戸内、湯は別府」

このフレーズを聞いたことがある人は多いのではないだろうか、

その湯に入るということは、住んでいるこの日本について知ることに違いないだろう。

そしていよいよ日本一の温泉地へ行くとなると、

実は温泉好きの自分としても胸の高まりが抑えられない。

そして、、、

ついに別府到着!!!

すぐさま温泉へGO!!!!

と思ったがお腹も減ったので

ご当地チェーン店「讃岐うどん」へ

なんとここ、

うどん3玉まで同じ値段で食べられるという超高コスパうどん店。

丸亀製麺もびっくりだ

問答無用で2玉のかけうどんを注文

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このボリュームで324円は衝撃だよ。。。。

是非とも関東進出をしていただきたい。

腹ごしらえをすまし

様々な種類の湯があり大正11年から続くひょうたん温泉に浸かりに行く。

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老舗温泉だけあってかなり年季の入った温泉かと思っていたが、

最近改修工事を行ったようでかなり綺麗な浴場だ。

しかし蒸し湯や滝湯、歩行湯やら露天風呂、檜風呂などバラエティー富んだ湯船がたくさんありお湯に飽きることはないだろう。

結局2時間ほど温泉に入っていてすっかり身体はふやけてしまった。

九州とはいってもまだ北側、夜は普通に冷え込んでかなり寒い。

お次はとり天発祥のお店「東洋軒」へ!

夜19時30分と夕飯時だったためお店はかなりの混雑度合い。

外で明日の行程を考えてると、しばらくして店内に案内され脳死でとり天定食を注文だ。

店内も綺麗で、すこしお高めな雰囲気を醸し出している。

雰囲気台無しのジャージで入るのに気後れしてしまう。

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サックサクの衣の中にあっさりじゅーしー鶏肉、最高に合うじゃないですか!

ごはんが進んで進んでしょうがない!

近くの席の旅行大学生グループが、サムスやらDAやら小ジャンプとか話していた。

今日の夜、宿でスマブラ大会でも開くのだろうのか。。。

スマブラをしたくなった旅2日目。スマブラは神ゲー。

この後別府の夜景が見えるという湯けむり展望台へ向かう。

別府の移動は常に坂と隣り合わせだ。

西へ移動すると斜度5%程度の道の移動が強いられる。

とはいえ温泉に入った後、

汗はできるだけかきたくないためゆっくり進む。

観光地とは言えここはどこでも明るい東京ではない。

メイン道路を外れると街灯はなくなり真っ暗になる。

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でっかい宝石箱みたいだ。。。

言葉を失い、静かに眺める。

一応日本の夜景100選に選ばれているらしく実際も非常に美しい。

パチンコ屋の照明が悪目立ちしているが、

ほかに夜景を見に来たという人もおらずこの空間には一人だけ、、、、

贅沢な時間だ。。。。。。

しばらく夜景を独り占めしていたがさすがに寒くなってきてしまい、

本日の宿「快活CLUB別府店」へ退散

時刻もすでに10時近い。

漫画(ダーウィンズゲーム)を最後まで読みたい気持ちを抑え。

フラットシートに横になった。

つづく。

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